「君への餞」


君の文字が思い出せない
君の文字は電子文字
毎夜携帯片手に意思疎通
今はそれさえ途絶えてしまった

君の声が解らない
ノイズのかかった君の声
僕等は電話線ですら繋がらない
君の番号を想いと一緒に消したんだ

君と過ごした日々は僕の宝物で、
君と別れた日も僕の思い出になった

別れが辛くないなんて言えないよ
会わない日常にさえ慣れないよ
僕は君が好きで、君は僕を嫌いって言う事は事実なんだ

夕日に向かって叫んだ僕の想い
一方通行な言葉は誰にも届かなかった

写真の中で君と笑う僕に僕は嫉妬して
ぽろぽろと涙が零れた

奇麗事は嫌いだけど、君が幸せなら僕も幸せなんだ
そういう事にしたんだ




さよなら僕の恋人










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